FXGTのスプレッドは狭いのか広いのか?為替と仮想通貨に分けて徹底調査

FXGTは為替FXも仮想通貨FXもできる上、大きな値動きを期待できるゴールドもレバレッジ1000倍で取引できるのが魅力です。

FXGTの為替、仮想通貨やゴールドといった人気商品のスプレッドが気になる人は多いことでしょう。

そこで今回の記事では商品・銘柄別にFXGTのスプレッドが広いのか狭いのかを徹底調査。

FXGT公式ページに記載されているスプレッドではなく、リアルタイムスプレッドを実測しました。

FXGTのスプレッドが気になる人はぜひご参考くださいませ。

結論から言えば、FXGTのスプレッドは以下のような感じです。

  • 為替FX…ごく並レベルの狭さ
  • 仮想通貨FX…かなり狭い
  • ゴールド…並レベル~やや広い

為替FXやゴールドはほぼ並レベルですが、仮想通貨FXのスプレッドはかなり狭くなっているのが特徴。

ビットコイン(BTC)など仮想通貨FXでの取引を考えている人には、レバレッジ1000倍でスプレッドも狭いFXGTはかなり向いていると言えます。

ちなみにFXGTでは2021年6月28日に、スプレッドの狭い「ECN口座」が追加。

ECN口座はスタンダード口座などと比較してもスプレッドが少し狭くなっているので、FXGTでスプレッドを重視したい人はECN口座を検討してみるのもよいでしょう。

ではFXGTのスプレッドの実態に迫っていきましょう。

FXGTの主要商品のスプレッドを他社と比較

まずFXGTの主要商品におけるスプレッドを他社と比較してみます。

これを見ればFXGTのスプレッドが狭いのか広いのかが、通貨ペア・商品・銘柄別に一目瞭然です。

スプレッドは各社公式ページに掲載されているものではなく、全社のMT4・MT5を使ってリアルタイムスプレッドを計測しています。

より実態に近いFXGTのスプレッドを把握して頂きたいからです。

計測条件は以下の通り。

  • 2022年3月4日20~21時のリアルタイムスプレッドを計測
  • 比較表ではリアルタイムスプレッドの平均値を記載
  • FXGTはスタンダード口座とECN口座、他社はスタンダード口座で計測

より実態に近いスプレッドを比較できますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

為替FX主要通貨のスプレッド比較

まずは為替FXの主要通貨別のスプレッドを比較してみましょう。

ちなみにFXGTのECN口座はスプレッドが狭い分、「往復手数料」が6ドルかかります。

FXGTは1ロット10万通貨ですので、ドル=約600円=1pipsに相当。

ECN口座のスプレッドはこの1pipsの往復手数料を加算した実質スプレッドを記載しています。

通貨ペア(pips)FXGT
スタンダード口座
FXGT
ECN口座
GEMFOREXXMAXIORY
USD/JPY1.80.71.61.71.4
EUR/JPY2.01.32.22.11.4
GBP/JPY3.01.82.43.62.1
AUD/JPY3.01.62.83.31.8
EUR/USD1.60.81.51.91.2
EUR/GBP2.01.11.91.81.1
GBP/USD1.70.92.12.11.6
主要7通貨ペア平均2.21.22.12.41.5

主要7通貨ペア平均スプレッドで比較すると、FXGTスタンダード口座のスプレッドはXMやGEMFOREXに近い数値となっています。

FXGTのスプレッドは特段狭くも広くもない、ごく平均レベルと言った印象。

スキャルピングをする人だとFXGTのスプレッドが広いと感じたかもしれませんね。

通貨ペア別に見てもFXGTスタンダード口座のスプレッドは1.6〜3.0pipsの間で大きなバラツキなく収まっています。

EUR/JPYとGBP/USDが若干狭いスプレッドになっているという程度。

一方FXGTのECN口座では、GEMFOREXやXMのスタンダード口座より狭いスプレッドとなっています。

ただ、ECN口座をもってしてもスキャルピングをするにはまだ物足りないスプレッドと言えるでしょう。

ちなみに上表のスプレッドは、FXGTだけでなくXM、GEMFOREX、AXIORYともに公式ページに記載されているスプレッドより若干広い傾向にあります。

これは各社が公表しているスプレッドが「最小スプレッド」のように自社にとって有利なスプレッド(狭いスプレッドのアピール)を記載していることが多いため。

今回の比較表は、「FXGTのスプレッドは狭いのか広いのか」を把握するべく、リアルタイムスプレッドを計測しています。

この実測スプレッドによる比較こそが、実態に近いスプレッドを比較したものだとお考えください。

仮想通貨FX主要通貨のスプレッド比較

次に仮想通貨FXの主要通貨別のスプレッドの比較表を見ていきましょう。

比較をしやすくするため、以下8種類の主要な仮想通貨で、「仮想通貨/JPY(日本円)」のリアルタイムスプレッドを計測。

  • BTC(ビットコイン)/li>
  • LTC(ライトコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • BCH(ビットコインキャッシュ)
  • XRP(リップル)
  • ADA(エイダコイン・カルダノ)
  • DOT(ポルカドット)
  • XLM(ステラルーメン)

海外FX業者の中でも仮想通貨に力を入れているCryptoGT、BitterzとFXGTを比較したものが下表です。

通貨ペア(円)FXGTBitterzCryptoGT
BTC/JPY260036002850
LTC/JPY222819
ETH/JPY232390240
BCH/JPY6127069
XRP/JPY0.140.200.15
ADA/JPY0.310.33
DOT/JPY12.412.5
XLM/JPY0.180.19

仮想通貨と日本円の組み合わせになりますので、スプレッド単位は円で表記しています。

リアルタイムスプレッドで比較してみると、FXGTの仮想通貨スプレッドがいかに狭いかを実感頂けたのではないでしょうか。

ビットコイン(BTC)をはじめ主要8通貨ペアすべてでFXGTの仮想通貨スプレッドが堂々の1位。

FXGTの仮想通貨スプレッドはBitterzのスプレッドよりかなり狭くなっています。

加えて、仮想通貨をメインで取り扱っているCryptoGTと比較しても、僅差ながらFXGTの方がスプレッドは狭いのです。

為替FXのスプレッドでは並レベルだったFXGTですが、仮想通貨に関してはかなりスプレッドが狭くなっており、仮想通貨をメインで取引する人にはFXGTを強くオススメします。

FXGTの仮想通貨における狭いスプレッドはスキャルピング取引にも打ってつけ。

加えてFXGTでは、仮想通貨でも最大レバレッジ1000倍(取引量により制限はアリ)で取引できるのも嬉しいところです。

Bitterz は最大レバレッジ888倍、CryptoGTは最大レバレッジ500倍なので、FXGTの仮想通貨はスプレッド面だけでなくレバレッジ面でも極めて優秀。

もちろん仮想通貨取引であってもFXGTの入金ボーナスはもらえます。

狭いスプレッドと1000倍というハイレバレッジを活かして、FXGTを使って仮想通貨で一攫千金を狙うのもアリでしょう。

ゴールド(金)のスプレッド比較

ではゴールドのスプレッド比較も見てみましょう。

ゴールドは全商品・銘柄の中でも最も値動きが激しく、利益を出しやすいので人気商品となっています。

FXGTのゴールドのスプレッドが狭いのか広いのか気になる人も多いのではないでしょうか。

ゴールドは、口座開設ボーナスのみを使ってハイレバレッジかつノーリスクで取引する場合にも向いています。

そこで、「口座開設ボーナス+ハイレバレッジ」という2つの条件を満たす海外FX業者GEMFOREX・IS6FX・XM(すべてスタンダード口座)との比較にしました。

ゴールドの実測スプレッド&最大レバレッジ比較をしたものが下表です。

スプレッド(pips)FXGTGEMFOREXIS6FXXM
ゴールド(金)3.83.53.63.7
最大レバレッジ1000倍1000倍1000倍888倍

ゴールドのスプレッドはFXGTが若干高いものの、ほぼ横一線という感じです。

最大レバレッジもXMの888倍以外は1000倍。

ゴールドでこれだけハイレバレッジの取引ができるのはありがたいですね。

ゴールドに関しては、スプレッド・最大レバレッジともにどの海外FX業者を使っても大差はないと言えます。

為替FXに比べるとゴールドは値動きが激しく短期間で稼ぎやすい傾向にあるため、為替FXより広いスプレッドになりやすいです。

FXGTのゴールドのリアルタイムスプレッドが3.8pipsというのは許容範囲と見てよいでしょう。

ゴールドのスプレッドのイメージとしてはGBP/JPY(ポンド円)のスプレッドが少し広くなった、という感覚でしょうか。

後述しますがFXGTのECN口座ならゴールドのスプレッドは往復手数料を含めても2.5pips。

FXGTのECN口座を使えば、ゴールドとしては狭いスプレッドで取引することができます。

FXGTでゴールドの取引をしたい人にはECN口座での口座開設がオススメですね。

ちなみにFXGTでは以前、ゴールドの最大レバレッジは200倍でした。

しかし2021年11月29日からミニ口座・スタンダード口座・ECN口座で最大レバレッジが200倍から1000倍に、FX専用口座で最大レバレッジが200倍から500倍に変更。

スタンダード口座やECN口座を使えば、FXGTでも1000倍のレバレッジでゴールドの取引ができるように改善されたのです。

ゴールドでハイレバレッジ勝負したい、という顧客ニーズに応えたFXGTの企業姿勢は大いに評価してよいでしょう。

FXGTのスプレッド実測値を徹底調査

ここからはFXGTのスタンダード口座・ECN口座におけるスプレッドを通貨ペア・銘柄・商品別にお伝えします。

ここで記載しているスプレッドは、先ほどと同様にリアルタイムスプレッドの実測値です。

より実践的にFXGTのスプレッドを把握して頂くためには、実測スプレッドの方が適しているためです。

そのため、FXGTの公式ページに掲載されているスプレッドとは異なりますのでご注意くださいませ。

スプレッドの計測条件は以下のようになります。

  • 株式以外は2022年3月4日20~22時のリアルタイムスプレッドを計測
  • 株式のみ2022年3月5日深夜0時のリアルタイムスプレッドを計測
  • リアルタイムスプレッドの平均値を記載
  • ECN口座は往復手数料を加算した実質スプレッドを記載

ECN口座の往復手数料は下表をご参照ください。

商品銘柄ECN口座往復手数料
為替FX1.0pips
メタル0.5pips
エネルギー0.6pips
株価指数0.3~0.4pips

為替FXのスプレッド

【為替FX(メジャー)のスプレッド】

FXメジャー(pips)スタンダード口座ECN口座
AUD/USD1.71.4
EUR/CHF2.92.0
EUR/GBP2.01.5
EUR/USD1.61.2
GBP/USD1.71.3
NZD/USD2.51.5
USD/CAD2.31.6
USD/CHF2.31.6
USD/JPY1.81.1

【為替FX(クロス円)のスプレッド】

FXクロス円(pips)スタンダード口座ECN口座
AUD/JPY3.02.0
CAD/JPY3.12.0
CHF/JPY2.72.7
EUR/JPY2.01.7
GBP/JPY3.02.2
NZD/JPY2.92
TRY/JPY4.34.1

【為替FX(マイナー)のスプレッド】

FXマイナー(pips)スタンダード口座ECN口座
AUD/CAD3.22.9
AUD/CHF2.72.4
AUD/NZD3.63.2
CAD/CHF3.12.4
EUR/AUD2.82.2
EUR/CAD3.43.1
EUR/NZD5.13.9
GBP/AUD3.33.3
GBP/CAD4.43.7
GBP/CHF3.24.1
GBP/NZD5.24.8
NZD/CHF3.73.0

【為替FX(エキゾチック)のスプレッド】

FXエキゾチック(pips)スタンダード口座ECN口座
AUD/SGD8.22.2
CHF/DKK42.415.0
CHF/SGD15.73.4
DKK/NOK13.57.8
DKK/SEK14.77.6
DKK/ZAR32.811.9
EUR/DKK29.134.5
EUR/HUF144.072.5
EUR/NOK66.546.5
EUR/PLN84.0109.0
EUR/SEK54.536.8
EUR/TRY125.0126.0
USD/CNH29.528.3
USD/CZK23.223.4
USD/DKK48.132.4
USD/HKD23.719.4
USD/HUF88.552.0
USD/MXN142.0129.5
USD/NOK67.467.0
USD/PLN78.077.0
USD/RUB128.098.0
USD/SEK68.468.5
USD/SGD19.318.1
USD/TRY275.0271.0
USD/ZAR102.096.0

仮想通貨FXのスプレッド

【仮想通貨/円のスプレッド】

仮想通貨(円)スタンダード口座ECN口座
ADA/JPY0.310.29
BCH/JPY6159
BTC/JPY26002550
DOT/JPY12.412.4
ETH/JPY232223
LTC/JPY2222
XLM/JPY0.180.18
XRP/JPY0.170.16

【仮想通貨/ドルのスプレッド】

仮想通貨(ドル)スタンダード口座ECN口座
ADA/USD0.0030.003
BTC/USD28.024.0
BCH/USD0.60.6
DOG/USD0.00040.0004
DOT/USD0.090.09
ETH/USD2.01.9
LTC/USD0.190.18
SHB/USD0.00000010.0000001
XLM/USD0.0010.001
XRP/USD0.0010.001

【仮想通貨/ユーロのスプレッド】

仮想通貨(ユーロ)スタンダード口座ECN口座
ADA/EUR0.0030.003
BTC/EUR30.026.0
BCH/EUR0.60.5
DOT/EUR0.10.1
ETH/EUR2.01.9
LTC/EUR0.20.18
XLM/EUR0.0010.001
XRP/EUR0.0010.001

【仮想通貨/ビットコインのスプレッド】

仮想通貨スタンダード口座ECN口座
ADA/BTC0.0000001BTC0.0000001BTC
DOT/BTC0.000002BTC0.000002BTC
ETH/BTC0.00000005BTC0.00000005BTC
LTC/BTC0.000007BTC0.000007BTC
XLM/BTC0.00000005BTC0.00000005BTC
XRP/BTC0.00000005BTC0.00000005BTC

メタル&エネルギーのスプレッド

メタル・エネルギー(pips)スタンダード口座ECN口座
XAU/USD3.82.9
XAG/USD2.82.7
NGAS3.63.6
USOil1.31.2
UKOil1.11.1

株価指数のスプレッド

株価指数(pips)スタンダード口座ECN口座
AUD20040.00.4
FRA4033.60.4
GER3025.00.4
GER4030.00.4
JP2252.01.0
UK10024.00.4
US3041.50.3
US10049.00.3
US50012.70.3

株式のスプレッド

株式(pips)スタンダード口座ECN口座
#AAPL8.48.4
#AMZN150.0140.0
#BAC1.61.6
#BABA7.17.0
#BBBY1.21.2
#BP0.60.6
#BX2.02.0
#C2.92.9
#COST5.75.7
#CSCO3.23.1
#DAL0.90.9
#DIS7.47.4
#EBAY3.23.2
#FB1.81.8
#GOOGL135.0127.0
#INTC3.53.5
#JNJ2.82.6
#LYFT4.44.2
#MSFT12.011.7
#NFLX28.227.5
#NVDA1.10.9
#PFE4.03.9
#PYPL10.510.4
#SNAP7.07.0
#TSLA38.538.0
#TWTR3.63.5
#V10.910.6
#WMT6.96.9
#XOM5.35.3
#YNDX4.54.5

FXGTスプレッドのまとめ

為替FXのスプレッドは通貨ペアによって広いもの、狭いものがありますが、総じて並レベルです。

ただし、人気のあるUSD/JPY(ドル円)はECN口座では1.1pipsとなっており、なかなか狭いスプレッド。

広いスプレッドの通貨ペアでの取引は避け、狭いスプレッドの通貨ペアに絞ってFXGTで取引するのもアリでしょう。

一方、仮想通貨のスプレッドは海外FX業界で見渡してもかなり狭い水準となっています。

例えばビットコイン/円(BTC/JPY)のスプレッドは2,600円ですが、これは2,000〜3,200円の間を推移している中での平均値としてのスプレッドです。

狭いスプレッドになった瞬間に注文すれば、2,600円より狭いスプレッドでBTC取引することもできるでしょう。

ビットコイン(BTC)以外の通貨でも軒並み狭いスプレッドになっており、仮想通貨を始めるならFXGTを強くオススメします。

ゴールドに関しては、並レベル~やや広いスプレッド水準ながらも許容範囲と言えるレベルです。

スプレッドの狭いECN口座をうまく活用すれば、FXGTで有利なゴールド取引ができるでしょう。

株価指数については、スタンダード口座だとスプレッドが広いと感じるかもしれませんが、ECN口座ならほぼノースプレッドの取引が可能です。

株価指数をメインで取引する人なら、FXGTのECN口座が断然オススメとなります。

スプレッドについての補足情報

ここからはFXGTのスプレッドについての補足情報をお伝えします。

FXGTを使って取引する際のご参考にして頂ければ幸いです。

早朝5~8時や週明けはスプレッドが広がりやすい

早朝5~8時は市場参加者が少ない時間帯なので広いスプレッドになりやすいです。

スプレッドはFXGT側から見ると貴重な収入源。

取引する人が少ない時間帯は収入を確保するためにスプレッドを広くせざるを得ない、という面があります。

また、週明けも同様に広いスプレッドとなりやすいのでご注意ください。

週明けはトレンドが出るまで様子見をするトレーダーが多いために、取引量が少なくなるからです。

22時~翌2時は流動性が高くスプレッドは安定しやすい

逆に夜22時〜翌2時ごろは最も流動性が高く、スプレッドが広がることも少なく安定しやすい傾向にあります。

スプレッドを少しでも抑えて取引したい人は、夜22時〜翌2時までの時間帯に取引することをオススメ。

スプレッドが狭いだけでなく大きな値動きも期待できるので、利益を出しやすい時間帯と言えるでしょう。

流動性の低い通貨ペアはスプレッドが不安定

上図は海外におけるFXの通貨ペア別シェアですが、ユーロドル、ドル円、ドル関連のメジャー通貨ペアは非常に流動性が高く、スプレッドも狭いものとなりやすいのです。

しかし流動性の低いマイナー・エキゾチック通貨ペアの場合は、急に広いスプレッドになることもあるのでご注意ください。

日本では人気のあるポンド円ですが、世界的に見れば流動性は低いため、元から広いスプレッドとなっています。

流動性とスプレッドの関係性は、仮想通貨でも同様。

ビットコイン(BTC)のように流通量の多い仮想通貨は割と安定したスプレッドになることが多いです。

一方で、流通量の少ない仮想通貨の場合はスプレッドが不安定になることがあります。

ファンダメンタルズの影響を受けると広いスプレッドになりやすい

経済指標の発表時などファンダメンタルズの影響を受ける時は、急に広いスプレッドになることがあるので気を付けましょう。

スプレッドが急変するファンダメンタルズには地政学リスク(例:ウクライナ情勢)も含まれますのでご注意ください。

ファンダメンタルズ取引はチャートが一方向に大きく動きやすく稼ぎやすいために、市場参加者が瞬間的に激増しやすくなります。

この時、海外FX業者側にはシステム面で大きな負荷がかかるので、それを緩和するために広いスプレッド設定にして参加者を一定数に抑えようとするわけです。

その結果として、ファンダメンタルズの影響を受けると、瞬間的にスプレッドが広がりやすくなります。

仮想通貨は急激な値動きの頻度が高い

急激な値動きになる頻度が多い、というのも仮想通貨の特徴。

まだFXほどチャートが成熟しておらず、価格の不安定さも相まってスプレッドの急激な変動も起こりやすいのです。

上の画像はBTC/JPYですが、比較的安定してそうなBTC/JPYであっても急激な値動きになる頻度は結構あります。

もし急激にスプレッドが広がったときには、様子見をしてトレードを見送るのもよいでしょう。

ゴールドの広めのスプレッドは許容範囲と考える

ゴールドの実測スプレッドはFXGTで3.8pips、他社でもほぼ近いスプレッドになっています。

為替FXの感覚からすると、スプレッドが広いと感じる人もいるでしょう。

しかしゴールドにはスプレッドの広さを補って余りある、大きな値動きがあります。

値動きが大きいということは、それだけ大きく稼げる可能性もあるということ。

ゴールドでは大きく稼ぎやすい分、スプレッドが若干広い設定になっているのです。

ゴールドのスプレッドは3pips台なら許容範囲と考えてよいでしょう。

それでも狭いスプレッドでゴールドの取引をしたい人は、FXGTのECN口座(実測スプレッド2.9pips)がオススメですね。

まとめ

FXGTの実測スプレッドを他の海外FX業者と比較した場合、スタンダード口座においては為替FX・ゴールドでは並レベルですが、仮想通貨FXではトップレベルの狭さとなっています。

FXGTの仮想通貨FXにおけるスプレッドは、仮想通貨をメインで扱っているBitterzやCryptGTよりも優秀。

仮想通貨FXで取引したい、仮想通貨FXでスキャルピングしたいという人にとって、スプレッドの狭いFXGTは非常にオススメです。

また、並レベルのスプレッドとなっているFXGTの為替FXですが、ECN口座であれば狭めのスプレッドになっています。

FXGTを使って狭いスプレッドで取引したい人にはECN口座が向いていると言えるでしょう。

スプレッドは流動性が高いと狭くなりやすく、流動性が低いと広がりやすい傾向にあります。

FXGTで取引する際、早朝や週明けはスプレッドが広がりやすいので気を付けましょう。

逆に夜22時〜2時にかけては流動性が高くスプレッドも安定しやすいので狙い目です。

また、仮想通貨は急激な値動きになる頻度が高く、スプレッドも急変することがあるのでご注意ください。