FXGTのロスカット・ゼロカットを完全解説!

今回は、FXGTのロスカット・ゼロカット・追証の有無について徹底解説します。

この記事を読めば、FXGTでのロスカット水準やゼロカットの仕組み、追証の有無について理解できるようになるでしょう。

結論から言うと、他の海外FX業者と同様、FXGTではゼロカットシステムを採用しています。

FXGTではゼロカットによって入金額以上の借金を背負う心配も不要で、追証を請求されることもないのでご安心ください。

また、ロスカットについてもFXGTでは口座タイプ毎に水準が定められています。

FXGTのロスカット・マージンコール水準は下表の通り。

口座タイプ名ロスカット率マージンコール率
スタンダード口座20%50%
ECN口座40%70%
プロ口座40%70%
FX専用口座20%50%
ミニ口座20%50%
セント口座20%50%

FXGTのロスカット率は、海外FX業界ではごく標準的。

FXGTではボーナスを証拠金として使うこともできるので、現金が底尽きてもロスカット率に達するまでは、ボーナスだけで取引を継続することも可能です。

では、FXGTのロスカット・ゼロカットの詳細を見ていきましょう。

FXGTはゼロカットを採用しているので追証はない

FXGTではゼロカットシステムを採用しているため、追加証拠金(追証)は発生しません。

国内FX業者であればゼロカットがないため追証の心配がつきまといますが、FXGTなら追証がないので安心ですね。

やはり追証があるのと追証がないのとでは大違い。

FXGTでは、ボラティリティの大きい仮想通貨や、他銘柄でもすべてゼロカットがあるので追証は発生しません。

仮想通貨でハイレバレッジかつ、「ゼロカット&追証なし」を背に思い切った取引をしたい人にとって、FXGTは非常に向いていると言えるでしょう。

ここからは、FXGTのゼロカットの事例や、ボーナスを含めた場合のゼロカット・ロスカット事例を見ていきたいと思います。

FXGTでゼロカットが発動される例

FXGTでゼロカットが発動される事例を1つ見ておきましょう。

上の画像は仮想通貨BTC/JPYの1分足チャートです。

例えばFXGTのスタンダード口座の場合、証拠金維持率が20%を下回った時点で強制ロスカットが執行されます。

しかし、画像例のように1分間で5万円も急落するような相場では、ロスカットが正常に執行されない場合もあるのです。

この場合、システム的にロスカットが間に合わず、ロスカットラインから口座残高ゼロのラインすらも突破して、口座残高が一時的にマイナスになる事態に。

しかしFXGTではゼロカットシステムがあるので、一時的にマイナス残高になってもすぐにゼロにリセットされるのです。

マイナス残高をゼロにリセットする部分はFXGTが負担してくれる仕様。

これがFXGTのゼロカットシステムなのです。

基本的には、損切り(逆指値注文)を入れておけばその通り損切りされるので、口座残高がマイナスになることはありません。

もし損切りを設定していなくてもFXGTには強制ロスカットがあるので、口座残高はゼロ以下にはならないです。

FXGTのゼロカット発動は、これらの損切りやロスカットがシステム的に機能しないような相場の急変動時に、稀に起こる現象だとお考えください。

FXGTではボーナスも証拠金として計算される

FXGTではボーナスも証拠金の一部になります。

つまり、入金した現金部分が全て消えてもボーナスが残っていれば、ロスカットの証拠金維持率に達するまではロスカット・ゼロカットされないのです。

一例として上図をご覧ください。

FXGTでUSD/JPY(1ドル120円と換算)1ロットのポジションを保有。

5万円入金して5万円の入金ボーナスをもらい、10万円から取引開始したとします。

この場合、仮に入金した現金部分の5万円を失ったとしても、ボーナス5万円が証拠金として使えるため、トレードは継続可能。

証拠金維持率20%を切るまでは、ボーナスが証拠金となるのでロスカットされないということです。

これはトレーダーからすると非常に有利な取引環境だと言えるでしょう。

現金が底を尽きてもボーナスで耐えてロスカットを回避し、その後レートが戻って利益に転じることは多々あるからです。

FXGTはロスカット・ゼロカットだけでなく、ボーナスを証拠金として活用できるのが嬉しいところ。

FXGTのロスカット水準は20%か40%

それでは、FXGTのロスカット水準についても詳しく見ていきましょう。

口座タイプによってロスカット水準は異なる

FXGTのロスカット水準は、口座タイプによって異なっています。

口座タイプ別のロスカット水準は下表をご覧ください。

口座タイプ名ロスカット率
スタンダード口座20%
ECN口座40%
プロ口座40%
FX専用口座20%
ミニ口座20%
セント口座20%

FXGTではスタンダード口座ならロスカット水準は証拠金維持率20%ですが、ECN口座やプロ口座なら証拠金維持率40%。

ECN口座やプロ口座は証拠金維持率が40%と高めで、ボーナスももらえないので、FX初心者には不向きかも。

ボーナスを証拠金として活用したい場合は、ボーナス付与&ロスカット率20%のスタンダード口座を使うことをオススメします。

他の海外FX業者とロスカット水準を比較してみた

では、FXGTと他の海外FX業者のロスカット水準を比較してみましょう。

海外FX業者のスタンダード口座・ECN口座それぞれでロスカット率を調査しました。

下表をご覧ください。

海外FX業者スタンダード口座
ロスカット率
ECN口座
ロスカット率
FXGT20%40%
XM20%20%
GEMFOREX20%20%
TITANFX20%20%
Axiory20%20%
iFOREX0%
Tradeview100%100%

ECN口座は中上級者向けの口座タイプなので、FX初心者の場合はスタンダード口座のロスカット率に注目すればいいでしょう。

FXGTのロスカット率は、海外FX業界ではごく標準的。

一方、国内FX業者の場合は、大半がロスカット率50〜100%です。

海外FX業者のほうが国内FX業者より長く、ぎりぎりまでロスカットされずにトレードを継続できます。

FXGTで証拠金維持率を簡単に確認する方法

FXGTでは、上の画像のようにMT5チャート画面下部にて証拠金維持率を簡単に確認できます。

証拠金維持率はポジション保有時のみ表示される仕様です。

FXGTのマージンコールは50%か70%

マージンコールとは、証拠金維持率が低下してロスカットが近づいたときに発せられる警告のことです。

では、FXGTのマージンコール水準についても確認しておきましょう。

口座タイプによってマージンコールも異なる

FXGTのマージンコール水準もロスカット水準と同様に、口座タイプ別に異なっています。

口座タイプ別のマージンコール率は下表の通りです。

口座タイプ名マージンコール率
スタンダード口座50%
ECN口座70%
プロ口座70%
FX専用口座50%
ミニ口座50%
セント口座50%

他の海外FX業者とマージンコールを比較してみた

続いて、FXGTのマージンコール水準を他の海外FX業者とも比較してみましょう。

海外FX業者スタンダード口座マージンコール率ECN口座
マージンコール率
FXGT50%70%
XM50%50%
GEMFOREX50%50%
TITANFX90%90%
Axiory50%50%
iFOREX0.25%
Tradeviewなしなし

Tradeviewのようにマージンコール自体がない海外FX業者もありますが、総じてマージンコール50%の業者が多い状況。

FXGTのスタンダード口座もマージンコール率は50%なので、ごく標準的と言えるでしょう。

FXGTでロスカットされないための対策6選

ここからは、FXGTでロスカットされないための対策を6つお伝えします。

これを読めば、FXGTでロスカットに遭う可能性をかなり低く抑えることができるでしょう。

ロスカット回避のためにぜひご参考くださいませ。

証拠金を多めに確保しておく

FXGTでロスカットされないためには、まず証拠金を多めに確保しておくことが何よりの対策となります。

FXGTのボーナスを活用すれば、最小限の入金で多くの証拠金を準備することが可能です。

例えばスタンダード口座に7万円を初回入金すれば、入金100%ボーナスが7万円適用されるので、口座開設ボーナス3千円と合わせて14万3千円の証拠金となります。

初回入金100%ボーナスの上限は7万円ですが、最初の1回目の入金だけが対象になる仕様。

できる限り初回入金は上限いっぱいの7万円入金することで、一気に証拠金を増やした状態で取引開始できます。

14万3千円(入金は7万円)の証拠金があればかなり余裕を持って取引でき、ロスカットを回避しやすくなるでしょう。

実効レバレッジを抑えて運用する

ロスカットが怖いなら実効レバレッジを抑えて運用するという手もあります。

実効レバレッジとは、実際にかかっているレバレッジのこと。

FXGTでは最大レバレッジは1000倍ですが、実効レバレッジはロット数の調整によって自由に設定可能です。

例えば10万円の資金でUSD/JPY(1ドル=120円)をフルレバレッジで持つとおおよそ8ロット持てます。

この場合、8ロット注文すればレバレッジは1000倍ですが、0.8ロットだけの注文にすれば実効レバレッジは100倍。

ロスカット対策として低レバレッジで運用することもオススメです。

損切りを心がける

ロスカットに遭う要因の中で最も多いのが、損切りを設定していないため。

FXGTのロスカットは証拠金維持率が20%(スタンダード口座)以下になったときに執行されます。

もし損切りを入れておけばもっと早く決済されて、ロスカットには遭わないはず。

逆に言えば、ロスカットに遭うということは分不相応な大ロットで、損切りを入れずに無謀な取引している証拠なので、改善する必要があります。

レートが逆行したときの決済順序としては、「①損切り→②ロスカット→③ゼロカット」なので、まずは損切りを必ず設定することがロスカット回避のために重要です。

一時的にロスカット対策をするなら両建ても1つの手

あくまで一時しのぎ的な手法になりますが、ロスカット対策として両建てをするのも一手。

両建てとは買い・売りの両方のポジションを同時に保有すること。

ロスカットに遭う典型的パターンは、エントリー方向と真逆の方向へ強いトレンドが発生した場合です。

真逆へトレンドは進行してしまったものの、損切りを躊躇してそのままロスカット執行、という苦い経験をした人は多いのではないでしょうか。

この場合、何もしなければすぐにロスカット水準に達してしまいます。

このロスカットを防ぐために、上の画像のように、本来エントリーしたものと逆ポジションを同数持って両建てをするのです。

両建て期間中は利益も損失も出ずロスカットされないので、この状態でレートの回復を待ちます。

そしてある程度レートが回復した時点で両建てを解消し、本来のエントリーだけに戻す、という手法です。

ロスカット目前まで逆行するとパニックになりがち。

ここでいったん両建てをすることで、損失拡大を食い止めてメンタルを冷静に保った状態でレート回復を待つことができます。

為替FXでも仮想通貨でも瞬間的に逆行することはよくあること。

しかし必ずどこかで利益確定の決済は入ってくるので、ある程度逆行した後にレートが戻ることも多いのです。

一時しのぎですが、両建てをしてロスカットを防ぐのもアリでしょう。

仮想通貨の取引には特に注意が必要

FXGTの中でも仮想通貨はロスカットされる可能性が高いのでご注意ください。

FXGTでは仮想通貨もロスカット水準は為替FXと同じですが、ボラティリティが非常に大きく、そもそも資金管理が難しいためロスカットに遭いやすいのです。

上の画像はBTC/JPYの1分足チャートですが、わずか数分間で大きく変動していることが分かります。

ロスカットどころか、あまりの急変動でロスカットが間に合わずにゼロカットに遭う可能性も。

仮想通貨取引は世界中の駆け引きが熾烈で、わざとロスカットに遭わせてレートを瞬間的に下げて底値で買いを入れること(ストップ狩り)を狙っているトレーダーも多数います。

FXGTの仮想通貨で取引する場合は、ロスカットを防ぐためにも長期保有はせずに(欲張らずに)、ある程度利益が出たら早めに勝ち逃げすることもオススメです。

口座開設ボーナスを使った取引ならリスクはない

ロスカットを恐れず取引したい場合に強くオススメしたいのが、FXGTの口座開設ボーナスだけを使って取引する手法です。

FXGTの口座開設ボーナスは3,000円か5,000円(時期により変動)。

この口座開設ボーナスだけを使って取引すれば、完全ノーリスクで取引することが可能です。

FXGTの口座開設ボーナスは言わば、タダでもらえる棚ボタ的存在。

失うものはなくロスカットを恐れる必要はありません。

口座開設ボーナスだけの取引なら、仮にロスカット・ゼロカットに遭ったとしても懐は一切痛まないので、絶対に試してみないと損なのです。

口座開設ボーナスのみを使って、乾坤一擲のギャンブルトレードを仕掛けるのも大いにアリでしょう。

もしギャンブルトレードするなら、ボラティリティの高い仮想通貨やゴールドで実行することをオススメしますよ。

ボラティリティが非常に大きいので、一発勝負に非常に向いているからです。

口座開設ボーナス3,000円が一撃で10万円以上になることも。

ゴールドなら数時間で300〜500pips、一方向へ動くことも本当によくありますからね。

ロスカットは覚悟のうえで、ノーリスク・ハイリターンの可能性を秘めたFXGTの口座開設ボーナスを使わない手はないでしょう。

まとめ

FXGTではゼロカットシステムを採用しているので、追加証拠金(追証)が発生することはありません。

また、FXGTのロスカット・マージンコール水準は海外FX業界では標準レベル。

FXGTでは口座タイプごとにロスカット・マージンコール水準が異なっており、最もオススメのスタンダード口座の場合はロスカット率20%・マージンコール率50%です。

FXGTのボーナスは証拠金としても使えるので、現金がなくなっても証拠金がゼロカット水準に達するまではボーナスのみで取引を継続できる点も魅力と言えるでしょう。

ただし仮想通貨取引ではボラティリティが大きいので、ロスカットに遭いやすい点はご注意ください。

FXGTでロスカットされない対策としては、入金ボーナスを活用して証拠金を増やす、実効レバレッジを抑える、損切りを必ず入れる、などの方法があります。

ロスカットを恐れず取引したい場合は、FXGTの口座開設ボーナスだけを使っての取引がオススメ。

口座開設ボーナスのみで取引すれば、ロスカットに遭っても損失はゼロ。

完全ノーリスクでハイリターンも期待できるので、FXGTの口座開設ボーナスだけを使った取引はぜひお試しください。

補足情報:ロスカット関連の基本・用語の解説

最後に、ロスカット関連の基本・用語を解説します。

ロスカット、ゼロカット、証拠金維持率など、少し分かりにくい用語が多いので、こちらを参考にして理解を深めて頂ければ幸いです。

ロスカットとは

ロスカットとは、それ以上損失が拡大しないように、FX業者ごとに設定された証拠金維持率を下回った時点で、保有しているポジションを自動的・強制的に決済することを言います。

簡単に言えば、「取引に使えるお金がもうほとんど残っていないので、これ以上の取引継続は無理だと業者側に判断されて強制決済されること」です。

ロスカット水準とは

ロスカット水準とは、証拠金維持率が何%を切ったらロスカットされるか、その何%の数値のことを指します。

FXGTのスタンダード口座の場合はロスカット水準が20%となっています。

つまり、証拠金維持率が20%を下回ったら損切りを入れていなくても自動的に強制ロスカットが執行されるということです。

ゼロカットとは

損失が膨らんだ場合、基本的にはロスカットによって強制決済されます。

しかし稀に、あまりの相場の急変動によってシステムが追い付かずロスカットが執行されないことがあり、一時的に資産がマイナスになるケースも。

その場合、FXGTなど海外FX業者であればゼロカットシステムが採用されているので、資産のマイナス分をゼロにリセットしてくれて追証は発生しません。

このように、ロスカットが追い付かなかった場合に追証を請求せず、マイナス部分を業者側が補填して、資産をゼロに戻してくれる仕組みをゼロカットシステムと言います。

「ゼロカット&追証なし」の重要性を実感させられた事件を1つご紹介します。

それは2015年1月に発生した「スイスフランショック」です。聞き覚えのある人も多いでしょう。

なんと5分間で2,000pips以上もの大暴落。まさにFX史上最大の事件でした。

この大暴落ではロスカットも追いつかず、多くのトレーダーがマイナス資産に。

しかし、XMなど海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているので、追証を請求せずに敢然とゼロカットを執行(マイナス補填分はすべて海外FX業者側の負担)。

FXGTはまだ創業前でしたが、もしFXGTがいたとしても、同様に追証なしでゼロカットを執行してトレーダーを救済していたでしょう。

一方で、国内FX業者ではゼロカットシステムがない(金融庁は業者を守ることを優先する)ので、容赦なく追証が発生し、国内トレーダーの多くが数百万〜数千万円単位での借金を背負ったのです。

このような暴落・暴騰は、いつどこで発生するか分かりません。

その点でもゼロカットシステムは、追証を気にせず安心してトレードするうえでは不可欠な要素と言えるでしょう。

FXGTではゼロカットシステムがあるので追証もなく、安心してトレードができます。

証拠金維持率とその計算方法

証拠金維持率は「有効証拠金÷必要証拠金×100(%)」で計算できます。

有効証拠金とは、「口座残高+現在保有しているポジションの含み益(含み損)」のことです。

簡単に言えば、元々5万円の口座残高で取引開始して、現在含み益1万円なら、有効証拠金は6万円ということ。

また、必要証拠金とは、そのポジション(ロット数)を保有するために必要な証拠金のことを言います。

例えばFXGTでUSD/JPY(1ドル=120円)を1ロット持とうとすれば、1ロット=10万通貨=10万ドル=1,200万円。

つまり1ロット保有の必要証拠金は1,200万円ということですね。

実際にはFXGTの場合はレバレッジ1000倍があるので、1万2千円あればUSD/JPYを1ロット保有できることになります。

マージンコールとは

ロスカットが近づいてきたことを知らせる警告のことをマージンコールと言います。

FXGTの場合は、マージンコールがかかるとMT5チャート下部の証拠金維持率の欄が赤色に変化。

FXGTのスタンダード口座ではマージンコール率50%です。

証拠金維持率が50%を切るとマージンコールが発生、証拠金維持率が20%を切るとロスカットされます。